商品詳細
NCプログラムの事前検証はこれまで以上に重要になっていますが、膨大で複雑なNCプログラムを手動で検証するのは不可能に近い状態です。主に、CAD/CAMシステムのツールパス検証では内部データを元にシミュレーションしますので実加工とは異なる場合もあります。 「NC Viewer」は実際のNCプログラムからダイレクトにシミュレーションしますので、信頼のおける検証が可能となります。 「ミル加工」、「ワイヤー加工」を標準でサポートしていますので機械ファイルを切り替えるだけで検証が可能です。また、旋盤加工やガーバーなどに関しても「機能コード」や「置換文字列」の組み合わせで柔軟に対処できます。 径補正パスの演算機能では「スタートアップ箇所」、「キャンセル箇所」、「コーナー箇所」、「先読みブロック数」を指定する事によって機械側での演算エラーを未然に防ぐ事ができます。 トレース機能を使用する事により、1ステップ毎の動きを確認しながらの検証作業が大幅に効率アップします。また、自動トレースで一時停止したい行をブレイクポイントとして設定する事により検証箇所の特定が容易になります。「自動ブレイク文字」を設定すると、読み込みと同時に自動でブレイクポイントが設定されます。 NCCAD Mark2 トップへ戻る カッターパスにマウスを近付けるとカッターパスの情報がツールチップに表示されます。ナビゲーションはトレース中でも機能しますので、ステップ実行とナビゲーションを組合す事により検証作業が大幅に効率アップします。また、2点間の距離計測も可能なので歩留まり照合などに威力を発揮します。(端点・中点のみ) 表示フィルタを使用する事によりグループ単位での表示/非表示が可能になります。表示フィルタのグループ区分は、「ファイル」、「プログラム番号」、「工具番号(加工条件番号)」、「径補正番号」、「長補正番号」、「レイヤ名」の6種類を用意しています。また、カッターパスの種別単位での表示/非表示/色指定も可能なので、G00位置決めを非表示にしたり、G02円弧のみ色変えしたりと、検証作業を大幅に効率アップできます。 工具径が指定されている場合、塗り潰し描画が可能となりますのでポケット加工や輪郭加工での削り残しや削り込みの検証作業が容易になります。 NCプログラムのコメント部分には工具の情報や径補正値の情報など、非常に重要な情報が記載されている事があります。「NC Viewer」は設定された書式に従って必要な情報を抽出しますので、機械データの選択や工具設定などの手間を省く事ができます。 ●抽出可能な情報一覧 「機械データ名」、「リファレンス図形名」、「工具情報」、「径補正情報」、「工具初期位置」、「リファレンス点」、「ワーク座標原点」、「テーブル高さ情報(ワイヤー)」 CAD図形(DXF)を下図として読み込めますのでカッターパスとの照合作業が大幅に効率アップします。 また、リファレンス図形とカッターパスとの干渉チェック機能を使用することで、より精度の高い削り込み検査が可能です。 Y軸→A軸回転、X軸→B軸回転で表現されたロータリー加工のシミュレーションも可能です。 回転軸をシフトさせる4軸加工もサポートしており、単純回転であればXY面への逆変換もできます。 NCCAD Mark2 トップへ戻る
ミル加工 | 標準搭載ポスト:FANUC、MELDAS、OKK、OSP、TOSNUC | ワイヤー加工 | 標準搭載ポスト:FANUC、MAKINO、MITSUBISHI、SODICK | サブプロ階層 | 最大32階層 | 工具番号 | 最大9999 | 径補正番号 | 最大9999 | 長補正番号 | 最大9999 | DXF読込 | POINT、LINE、ARC、CIRCLE、ELLIPSE、POLYLINE、LWPOLYLINE、SOLID、SPLINE モデル空間のみ、ブロックは未サポート | DXF出力 | LINE、ARC、CIRCLE | 機能コード | 位置決め、直線補間、円弧補間CW、円弧補間CCW ドウェル 径補正値の設定 XY平面、ZX平面、YZ平面 インチ表記、メトリックス表記 リファレンス点復帰、リファレンス点からの復帰 径補正、長補正 スケーリング ミラーイメージ 座標回転 ワーク座標系1〜6 サブプロ呼び出し マクロモーダル呼び出し 固定サイクル 固定サイクルI点復帰、R点復帰 絶対値指令、増分値指令 ローカル座標系変更 機械座標系変更 毎分送り、毎回送り 周速一定ON/OFF 工具交換 ワイヤー機能 テーパー指令、結線/切断、コーナーR、ワイヤーUV軸 |
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